生理痛に聞くヨガポーズ6選

バッダコナーサナ(合せきのポーズ)

足の裏同士を合わせて座り、体を前に倒すポーズです。骨盤を開く効果があります。骨盤を刺激することで血行の改善も期待できます。つま先を両手で持って膝をパタパタさせることで、さらに骨盤に刺激を与えることができます。膝は地面につかなくても大丈夫。座りポーズが辛ければ寝転がって行ってもかまいません。

アーナンダバラーサナ(ハッピーベイビーのポーズ)

仰向けで寝転がり、両手で両脚をつかみ、脚を外側に大きく広げるポーズです。股関節と骨盤を開く効果があります。寝転がりながら行うので、ストレスや疲労改善にも効果があるポーズです。脚をなるべく広く開くことで、骨盤をしっかり開くことができます。ゆっくり呼吸しながら長めにキープしましょう。

バラーサナ(子供のポーズ/チャイルドポーズ)

脚の親指同士をそろえ、膝を少し開いて正座し、上半身を床に投げ出すポーズです。手の位置は体の真横でも、頭の先に伸ばしてもかまいません。いちばん楽な姿勢を保ちましょう。ヨガの代表的な休憩のポーズで、リラックス効果がたいへん高いポーズです。脚の間にお腹を落とし込むようにすると呼吸が圧迫されません。起き上がる時は、頭が最後になるようにゆっくり起き上がりましょう。

ダニュラーサナ(弓のポーズ)

うつ伏せの状態から両足首を両手でつかみ、上半身と下半身を同時に持ち上げるポーズです。下腹部を適度に刺激するため、血行の改善に効果が期待できます。肩甲骨を寄せるようにすると上半身が持ち上がりやすくなります。生理中は無理に体を持ち上げようとせず、気持ちいいところでストップしましょう。呼吸が止まりやすいので意識的に深く呼吸しましょう。

アンジャネヤーサナ(三日月のポーズ)

片脚を立膝に、もう片脚を後ろに大きく伸ばし、合掌の手を天井へ伸ばすポーズです。骨盤調整に効果があります。一見きつそうなポーズですがそこまで筋力が必要ないため、初心者でも生理中でも、比較的簡単に行うことができます。後ろに伸ばした脚の方の骨盤が後ろに下がりやすくなるので、腰を正面の壁と平行に保つように意識しましょう。

ウシュトラーサナ(らくだのポーズ)

脚を腰幅に開き立て膝になり、つま先を立て、上半身を大きく反らせて両手でかかとをつかむポーズです。腹部を含む上半身を大きく伸ばすため、血流の滞りを改善できます。両手をかかとにつけるのが辛ければ、指を下にして腰に置きましょう。腰への負担が大きいポーズなので、腰痛持ちの人は行わないようにしましょう。

続いて生理緩和ヨガで得られるメリットについてです。