最近、プロアスリートがヨガを実践しているというニュースを目にします。
サッカー日本代表DFの長友佑都選手がトレーニングにヨガをとりいれているという話題がニュースになりました。また、元フィギュアスケート選手の鈴木明子さんがヨガをされていたり様々な方が導入されており、ビジネスでも導入されていることが多く最近注目されています。
今回はそんなヨガの精神的効果はどんなものか探っていきます。
ヨガの精神的効果
身体能力や体力に恵まれているアスリートが、なぜいまさらヨガを?と思うかたも多いでしょう。それは、ヨガが単なるエクササイズではないからです。ヨガをすることである程度の体力はつきますが、ヨガが目指すのはそれだけではありません。
ヨガの目標はいくつかありますが、もっとも特徴的なのは次のふたつです。
- 心の平安
- 身体と心のバランスをとる
勝負の世界に生きるアスリートが試合でよい成績をあげるためには体力のほかに精神力も必要です。
ですが、精神力はトレーニングやエクササイズで十分補うことはできません。
そこで、別メニューとしてメンタル強化のために今、メンタルトレーニングとしてのヨガが注目されているのです。徐々にヨガをするアスリートたちが増えているということは実際に効果があがっている証拠ですね。
ヨガは身体の柔らかさやポーズの形など形・体にばかり注目しがちなのですが、本来は心と身体のバランスを整えるためであり、ポーズ、呼吸、瞑想を組み合わせ、心身ともにリラックスさせていく中で、身体だけでなく心(メンタル)を整えていきます。
ヨガポーズ(アーサナ)や呼吸法(プラーナヤーマ)は誰にでも取り組むことができ、定期的につづけていくことでしらずしらずのうちにメンタル面が強化されていくのです。
この効果はアスリートだけではなく、ヨガをする多くの人が体験していることなのですが、これがまた実に不思議でヨガが「心の科学」「人類の最高の叡智」といわれる所以なのです。
どんな効果がある?
ここまではプロアスリートの例を紹介しましたが、プロではない私たちにはどのような効果があるか気になるところですね。上記の「心の平安」「身体と心のバランス」や「集中力」だったりしますが、知人・友人から聞いた体験をあげてみます。
- 酒やタバコの量が減った、もしくは習慣をやめることができた
- 片付けが苦手だったが克服できた
- 怒ることが減った
- リラックスできることが多くなった
- 人にやさしくできるようになった
どんな事が体験として起きるかは個々によりますが、いいことづくめですね。
もしヨガに興味があるならば少しずつでもはじめてみてはいかがでしょうか?
いま、日本全国ではさまざまな流派のヨガ教室がありますし、いろいろなタイプ、さまざまな個性をもつヨガインストラクターも大勢います。
みなさんのインスピレーションにあった教室やインストラクターを探してみてくださいね!
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