梅雨。今年もこの季節がやってきましたね。長野県では、「女が騒げば天気が悪い」を言われるほど、女性は特に天気の変化に敏感だと言われています。実際、梅雨になると、やる気が出ない、肩がこる、むくみ・吐き気におそわれる、頭痛・関節痛がひどくなる、ということがよく言われます。
これは、低気圧によって、副交感神経が優位になっていることが一因に挙げられます。ヨガを通して、交感神経と副交感神経のバランスを整え、血行不良を改善し、むくみをやわらげましょう。
こんな記事もありますのでご参考に。
低気圧は、セロトニンの分泌量を不安定にするため、頭痛を起こしやすいのです」
出展:東洋経済ONLINE
準備運動
(1)ブランケットを準備します。丸めて、背中の下に置き、仰向けになります。心地いいところに高さや場所を調整し、胸が開くようにします。両腕はばんざいをします。
(2)ブランケットを外します。横向きになって寝ます。そこから、両腕を広げて、上半身を右側へ開きます。目線を右手の中指に向けることで、よりポーズが深まります。反対側も行います。
(3)起き上がります。あぐらをかいて座ります。片足を前に伸ばして前屈していきます。足首は壁を蹴り出すように直角にします。足指に手が届かない場合は、タオルなどで補助します。
すきのポーズ
(1)仰向けに寝ます。手のひらは床に向けて、体に両腕を沿わせておきます。
(2)息を吸いながら、両足をそろえたまま、床と垂直になるように持ち上げます。
(3)息を吐きながら、腰に両手をあて、腰を床から持ち上げ、足先が頭の向こう側にくるようにします。
(4)できれば、両腕を伸ばしたまま、両手を組みます。
(5)胸や足が沈まないように、呼吸を続けます。5呼吸数えます。
※注意事項
・首に違和感がある場合は中止すること
・ポーズ中は首を左右に動かさないこと
肩立ちのポーズ
(1)すきのポーズの(5)から続きます。両手で腰を支え、おでこに膝を乗せます。
(2)両足をそろえたまま、床と垂直になるように天井へ脚を伸ばします。顎と首の間にスペースを作るように、首をリラックスさせます。
(3)ここで5呼吸キープします。呼吸に集中します。
(4)数えたら、ポーズから出ます。膝をおでこに乗せます。
(5)ゆっくりと両足を床におろします。
※注意事項
・首に違和感がある場合は中止すること
・ポーズ中は首を左右に動かさないこと
・下痢、ひどい頭痛、月経中、首に故障がある場合、妊娠中は行わないこと
・体重を、首で支えるのではなく、肩と二の腕からひじで支えるよう意識する
屍のポーズ
(1)肩立ちのポーズの(5)から続きます。両腕両脚を開放します。両腕は脇にオレンジが入るくらい広げて。両足は肩幅より少し広げます。
(2)目を閉じ、顔もリラックスします。舌、歯の食いしばりも解きます。
(3)5分~10分ほどを目安に、ゆっくりと起き上がります。
いかがでしたか?
肩立ちのポーズは、「アサナの女王」とも呼ばれ、非常に浄化作用の高いものです。逆転することで、血行促進、むくみ改善、内臓の不調など、多くの効果があります。体にたまった梅雨のどんよりした不調を手放しましょう。
余談ですが気になる梅雨明けの速報は気象庁をどうぞ
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html