呼吸って吸う・止める・吐く・止める、右の鼻の穴、左の穴だけなのに、数多くの呼吸が存在しますよね。

  • ウッジャーイ
  • ウィローマ
  • バストゥリカー
  • カパーラバーティ
  • シータリー
  • シータカーリー
  • アヌローマ
  • プラティローマ
  • スーリヤ・ベーダナ
  • チャンドラ・ベーダナ
  • ナーディ・ショーダナ

などがあります。

では、なぜこんなに多種類のプラーナーヤーマがあるのでしょう?

筋肉・神経・臓器・腺などの、身体のあらゆる部分が刺激されると、全身はより健全に、より調和よく機能する。
だから、身体のすべての部分に刺激を与えるよう、多種類のアーサナが工夫されてきた。
また、人それぞれ、環境・体質・性質・心身の健康状態が異なるので、各自の状態に応じて病気を治したり、調和をもたらすよう、いろいろなアーサナが編み出されました。
同じような理由からプラーナーヤーマも必要性に応じて工夫され発展してきたのです。