ヨガを行うと自律神経のバランスが調う

花粉対策

自律神経の点からも、ヨガは花粉症対策に効果があると言われています。

自律神経は緊張したり興奮したりしている時に優位に働く交感神経と、リラックス状態の時に優位に働く副交感神経から成り立っています。
両者のバランスがうまく取れていると健康的な生活を送れますが、どちらかが優位に働き過ぎたり、休むべきときに交感神経が優位になってしまうなど切り替えがうまくいかないと、体に不調を感じるようになります。花粉症を患っている方は、副交感神経の働きが特に優位になり過ぎた時に、症状が重く出てしまうといわれています。そんなことからも、ヨガを行い自律神経のバランスを調えることが、花粉症の症状の緩和につながると言われています。

後程、交感神経を優位にするヨガのポーズをご紹介しますので、是非行ってみてください。

おすすめポーズ

花粉症に特に効くポーズ

先ほどお伝えしたように、ヨガの呼吸だけでも免疫力をアップし、花粉症に効果的ですが、特に花粉症の方に行っていただきたいポーズをご紹介していきますので、ゆっくりと腹式呼吸をしながら、リラックスして行ってみてください。

魚のポーズ

胸を大きく開くことで、肋骨が広がり、呼吸が深まります。腹式呼吸が深まると、免疫力が向上しますので、魚のポーズは、花粉症に特に効果的なポーズの一つです。また、魚のポーズのように体の前側を伸ばすポーズは交感神経を優位に働かせる効果がありますので、副交感神経が優位になりがちな花粉症の方には、是非行っていただきたいポーズです。
花粉症の二次的な症状として、肩こりがひどかったり、よく眠れない、という方にも効果的なポーズです。

魚のポーズ

三日月のポーズ

三日月のポーズ

三日月のポーズは体の側面を伸ばしたり縮めたりしますので、
右のあばらの下あたりにある肝臓に刺激を与えてあげるポーズです。
また、全身の血流をアップしますので、体の免疫力アップにつながるポーズです。

ねじりのポーズ

ねじりのポーズ

ねじりのポーズは体内の循環を良くしますので、老廃物の排せつを促し腸の働きがよくなります。腸は免疫機能と深く関わっていますので、ねじりのポーズも花粉症の改善に効果があります。深い呼吸を意識して行って下さい。

ガス抜きのポーズ

腸の動きをよくすることで知られているポーズですので、ねじりのポーズと同じく、免疫力の向上に効果があります。寝たままできるポーズなので、夜寝る前に行うのを習慣にするといいですよ。むくみの改善も期待できます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
ヨガで自律神経を調え、免疫力を向上させることが、花粉症の症状の緩和につながることがお分かりいただけたかと思います。
簡単で初心者の方でも取り組みやすいポーズをご紹介しました。免疫力が挙がるということは、花粉だけでなく根本的な体質改善につながりますので、是非行ってみてください。