安眠のための夜のリラックス系ヨガの方法

リラックス系ヨガで「質の高い睡眠」を得る方法

ヨガはいろんな種類があり深い呼吸とともに行うことで、自律神経を調える効果があるので、日常的にヨガをしていると、休みたいときに休めるようになってきます。リラックス系のもあれば筋トレ系のハードなのもあるので、たっぷり時間を取り色々試せることがベストですが、簡単に安眠効果が得られるものの一つが、夜のリラックス系ヨガです。

初心者でもリラックスできるポーズ

今日ご紹介するのは、とっても簡単な開脚のポーズ。楽な開脚でOKです。足を180度に広げて上半身をべたっと床につけるポーズがありますが、あのポーズは柔軟性や骨格によってすぐにはできない場合が多いです。

安眠のための開脚のポーズは自分が心地よい程度に開いていればよいです。体をリラックス状態に導いてあげることが安眠には不可欠なので、できない自分を責めたり、なんでだろうと思ったりせず、楽な開脚で行います。

リラックスして深い呼吸ができる程度の開脚、これが大事なのです。そして息を吸う時におへそを前に突き出すようにしてゆっくり骨盤を前傾させます。おしりを突き出して、少し反り腰になっているような状態です。

次に息を吐きながらおへそを背中にくっつけるイメージで骨盤を後傾にします。猫背のような状態です。この骨盤前傾・後傾を深い呼吸とともに行ってください。ヨガのポーズは深い呼吸を5呼吸以上保つと良いと言われますが、こちらは内臓温めも目指しているので、10~20呼吸は行ってください。

ヨガの際の注意点

疲れるほどやらなくて大丈夫です。あくまでもリラックスしながら行ってください。より有名なポーズでキャット&カウという四つん這いで背中を動かすポーズに似ています。キャット&カウは背中のほぐしに効果的ですが、こちらの開脚のポーズは内臓の温めに効果があると言われています。

キャット&カウ


冷え解消にももってこいのポーズですが、これをお風呂の前か後(直前直後は避けてください。)に行ってから布団に入ると、上がった体温が下がってぐっすり眠りにつくことができます。翌朝起きたとき、パッと目が開けることができるくらい良いお目覚めを実感できるようになると思います。お手軽ですし、是非お試しください。

おわりに

リラックスした気分で良い睡眠をとることは疲労回復、美容、ダイエット、などなど健康的な生活を送るために欠かせません。ストレスの多い現代社会、リラックスすることが思いのほか難しいです。今回ご紹介したポーズを試してみて、もっとヨガをやってみたくなっていただけたらと思います。そして、ヨガの時間は、自分の思いをいったん手放す、ということも是非心がけてほしいです。

何者でもない「無」の自分になって呼吸に集中、ポーズに集中、これができるようになると自分の悩みやマイナス思考をいったん横においておくことができるようになります。体を温めてからお布団に入ったら、自分の思いをいったん手放して、深くゆっくり呼吸してみてください。先ほどのポーズで温めた内臓の温度がスーっと下がっていく頃にはリラックスした状態で深い眠りに落ちることができるでしょう。

すぐにできるようにならなくても、そういった自分を受け止め、頑張っている自分をハグしてあげるように、気持ちをゆったりしてみてください。いつか、朝日とともに目が勝手に開くような目覚めを体験できるようになると信じて。皆さまがよく眠れるようになりますように。

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