カタオカマリコ

ヨガ指導歴

4年

指導している地方

大阪、たまに京都、神戸

指導しているヨガの種類

ハタヨガ、シニアヨガ、キッズヨガ、マタニティーヨガ、アシュタンガヨガ、マクロビヨガ、ヴィンヤサヨガ、全ての流派と、体質に合わせて一人ひとり違う練習をサポートしているマイソールクラス(アシュタンガ限定ではありません)

地方でヨガを指導する素晴らしさとは?

マクロビオティックで「身土不二」という言葉があり、自分の住む土地のものを食べましょうという意味です。身近なもので自分を養っていく方法を食べる事だけでなく、ヨガの先生も同じだと思っています。同じ土地に住む仲間として共感できる事が多く、そして学びも深いです。特に大阪の方は本音と建て前という感覚が少なく、いつも本音でぶつかってきてくれる所がとても面白いです。面白くなかったらはっきりと言ってくれます。そして「もっとがんばりや」と言って帰ってくれます。なので、すごく成長させていただける土地だなと思います。

地方でヨガを指導していて悩んだことは?

特にありませんが、最近、東京や和歌山で仕事をさせていただいた時に、反応がかなり違った事です。それを通じて大阪という土地は他にはない特殊なんだなぁという事を最近感じています。

地方で指導していて良かったことは?

家族も大阪に住んでいるので、家族の負担も少なく指導できる事や、地域のボランティア活動もすんなり受け入れてくれやすい事ですね。

指導している・または住んでいる場所でオススメのスポットやアクティビティはありますか?

中崎町付近の古民家を改造したカフェやお店には、お家にいるような温かさがあっておすすめ。その中の築100年の古民家カフェ「ミトラ 中崎町クラス+アールカフェ」http://www.yoga-mitra.com/でヨガを教えているのですが、そこが特におすすめスポットです。猫が窓から寝ている姿を眺めながらヨガが出来ます。

今後地方で指導予定の先生方に一言

地方にいると、東京の先生や外国人の先生につい魅力を感じがちですが、生徒さんの一番近くにいてヨガ以外に、心のサポートを出来るのは身近な地域の先生の良さだと思っています。地域性も理解しているので、きっと気持ちの疎通がしやすいのではないかな?と思っていますので、ぼちぼち楽しみながら頑張ってほしいです!

カタオカマリコ

アサナの実践

まず、今回ご紹介頂いたIYC札幌のヨウジさんに感謝!ありがとうございます。
私は10年間独学でハタヨガを練習してきました。8年前にアシュタンガのDVDに出会ってから、3年間一人で練習してきました。人に教わる事を始めたのは10年目、何もかも周りより遅れていて、癖もいっぱいついていて愕然とした記憶があります。

都会にいるとクラスに積極的に参加している方の成長がこんなにも早いのかという事を知りました。更に東京に行くと、皆さんとても高度なポーズをしている方が珍しくありません。
おそらく地方に住むという事は、私の思っている感覚が強いのではないかなと、その時感じました。マイソールクラスのない地域に住みながら、家で黙々と練習されている方、また指導されている方、いろんな方がいて、何が正しくて、間違っていて、など不安も尽きないかと思います。または小さな子供や家庭の事情によって、朝練習に通えない方もいらっしゃるかと思います。この時代、早くできる事、結果を出す事に喜びを求めてしまいがちで、私自身シュタンガヨガ3年~4年のジレンマで悩んだことがあります。

しかし、その際に思い出した言葉があります。保育科に通っている際に教えていただいた言葉「子育ては結果ではなく、プロセスだ」「子供に早く、早くの言葉を言わないように」です。
5年目にこの言葉をヨガに繋げていくとどうなるだろう?という事を探求し始めました。その時に、マインドが母親であり、肉体が子供である事に気づきました。
私の欲、思考、理想、求めていくことはマインドの母親にあたり、肉体の状態は子供なのです。9歳くらいまでの子供は母親がどんな風に接しても、絶対に母親が一番で大好きで、その期待に添えるように努力します。つまり無条件で愛してくれる存在なのです。

私はこのポーズが出来るようになりたいからと、必死に練習して体を痛めてしまった時に「早く治ればいいのに」「なんでこんなに硬いのかな」などばかりに囚われてしまい、体が今までいっぱい支えてくれていた事に胡坐をかいていた事に目覚めた時、なんてひどい事をし続けていたんだろうか、と思いました。

もしこれが親子関係だと想像した時に、正直ぞっとしました。人は自分のものだと思っているものに対してこんなにもエゴイスティックなんだという事を見る事ができ、本当に良かったなと思いました。
それ以来、ポーズの出来ではなくポーズに入るまでのプロセスに注目するようになりました。出来ない事には色んな理由がある事をプロセスを大切にするようになってから、体が教えてくれるようになりました。

ただ柔軟性だけに頼っていた事も知り、練習への向き合い方を変えてから、ナヴァアサナの後に出てくるからをリフトする事を5年半目に初めて浮き上がる事が出来ました。そして何かが出来てもできなくても、同じ調子で自分を毎日迎え入れる事が出来はじめ、そして結果が生まれる事以上に感じる事の面白さに目覚め、それを通じて自分の健康、人間関係、家族、特に子供との関わりも大きく変化しました。
心のスピードを緩め、のんびり、思う通りの結果じゃなくてもあまり焦る事なく迎え入れられるようになって、生きやすくなって良かった!という事をアサナの実践をして14年を経て感じられて良かったなと思っています。本当はもっと早く気づくものなのかもしれませんが、14年間何度挫折しても続けられたのは、結果主義からプロセスに赴きにシフトチェンジ出来たからだと信じています。継続は力なり。いい事ばかりでもないけど、悪い事ばかりも続かない。その両方をアサナという素晴らしい方法で感じられて本当に良かったなと思っています。

今その素晴らしい力を子供達に触れてもらえればと思い、5年前から地元の保育園でボランティア活動をしています。その笑顔とパワーにいつも癒されています。子供は天才!それを邪魔しないように関わるのが大人の務め。私達も体も一緒、体は天才!その邪魔をエゴがしてしまわないように、そしてエゴも悪者にしないように、調和を学べる、それが私のアサナに対する思い、向き合い方ですね。

食事の実践

マクロビオティックを9年しておりますが、アサナの実践と同じく食べるものは驚くほど体にリンクしている事です。自分で作ったご飯をしっかりと食べていると、地に足の着いた事思考と行動が出来る人が多い傾向にあります。

体に良いという理由で食べていると、それが体に合わない事に全く気づかないまま、体調不良を起こしている事も食事相談を通じて出会う事があります。
マクロビオティックを始めた当初は「正しい食べ方、間違った食べ方」というセオリーを学び、感じる前にやり方ばかりを取り入れてしまい、このサイクルから抜け出すのに4年くらいかかりました。頭で食べる事がこんなにも自分を縛り付ける事も知りましたし、だからといって無秩序に貪りたいだけ貪ってもどこかすっきりしない心を抱える事も学びました。

正しさというのは人によって全然違いますので、生徒さんにはこの食べ物が体に良いものを食べる事から体に相性の良いものを探していく食べ方を推奨しています。
正しい事をし続けても、体に合わなければいつか不具合を起こしていまいます。相性のいいもの食べるという事はしっかり感じながら食べないとなかなかできません。相性の良さは体験を通じて知っていくもの。食べる前から頭で判断しない事、それは人生も同じ。頭で考え、結果を想定して、やるやらないばかりを決めていると、悔いの残りやすい人生になってしまいがち。人生に失敗はつきもの。そして失敗というのはあくまでも長い人生の中の通過点でしかないのです。失敗はいつか肥やしへと変化していけるのです。

結果に囚われすぎず、とりあえず食べる、または何かを食べないを実践してみる。経験を通じてテキストには載っていなかった自分だけのルールというものが見つけられると思います。
ちょっとした小ネタですが、バックベンドに悩む方にパン食を控えてみては?とお伝えすると、生徒さんから朗報が届く事が多いです。是非悩まれている方は、ちょっと控えてみてください。バックベンドだけじゃなく、色んなハッピーなオマケがついてきやすいですよ!

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カタオカ
カタオカマリコ
1977年3月23日 和歌山県生まれ
21歳の時に独学でヨガをスタート。27歳からアシュタンガヨガを独学でスタートさせる。10年の経験を経てヨガの指導をスタート。様々な職種で得た経験と、幼少期からの波乱万丈の人生を通じて、経験した事を基軸に難しい事を誰にでもわかりやすく伝える事を心がけています。また重度アトピーと喘息の息子をマクロビオティックで治療中。食育を通じて、さまざまな事を実感。子育てと食事のつながり、またダイエットや体質改善の方へのフォローなどに当たっています。また保育士資格や不妊症と難産、育児での壮絶な経験を生かし、現在マタニティーヨガ養成講師、キッズヨガ養成講師を担当しています。笑いと情熱、日常生活に生かせる事をテーマに指導を行っています。元調理師。保育師、パン講師資格、調理師免許、レイキ3rd degree、ヨーガ療法士。ヨガスマイル2009春から参加

地方を支えるヨガティーチャー