放っておくと怖い目の疲れ、みなさんはどのようにメンテナンスしていますか?
一日パソコンやスマホで疲れた目。目の乾き、ピントが合わないなど、軽い症状から、ひどくなると、頭痛、めまい、吐き気などを引き起こす原因ともなるそうです。今回はヨガのポーズで目の疲れにアプローチしていきます。ひどくなる前にリセットして生活していきましょう。

準備運動

(1)ピント合わせ運動
人差し指を立て、鼻先に近づけます。焦点を指先に合わせて、少しずつ指を遠ざけます。腕を伸ばしきったら、また鼻先に戻します。2,3回繰り返します。
(2)目の筋肉をほぐす運動
手のひらを20回ほどこすり合わせます。少しあったかくなった手のひらを、おわんのようにくぼませます。このくぼみを目にかぶせます。目を閉じます。10数えたら、目を上下左右に大きく動かします。最後に10回瞬きをします。手をはずします。

うさぎのポーズ

(1)背筋を伸ばして、正座します。
(2)息を吸いながら両腕をばんざいの形にあげ、息を吐きながら上半身を前に倒します。おでこを床に、両手は顔の横に。
(3)ゆっくりとお尻を持ち上げて、頭の頂点を床に。少し顎を引き、首の後ろが伸びているのを感じます。
(4)両手で頭をサポートしながら、お尻を少しずつ上げたり下げたりします。頭頂部をマッサージします。
(5)気持ちのいい場所を見つけたら、そこで5呼吸。目は一点を見つめます。

  ※ここからは、余裕のある方だけ
(6)肩甲骨を寄せ、腰の後ろで両手を組みます。
(7)息を吐きながら、両腕を天井に突き上げます。さらに余裕があれば、こぶしを頭の上に持っていきます。
(8)ポーズから出ます。両手を床につき、お尻をゆっくりと足の上に戻します。
(9)上半身の脊椎が一つ一つ積み上がっていくように起き上がります。最後に頭が上がります。

※注意
・首や頭頂部に違和感を感じたら、中止する
・首を左右に動かすと、首を痛めることがあるので、目線を一点に集中する。
・血液が大きく動きます。体調がすぐれないときや、生理中など貧血気味のときは避けた方がよいでしょう。

 

鋤のポーズ・ハラ アーサナ

鋤のポーズ

    1. 仰向けに寝ます。手のひらは床に向けて、体側に両腕をそわせます。
    2. 息を吸いながら、両足をそろえたまま持ち上げ、床と垂直になるようにします。
    3. 息を吐きながら、腰に両手をあて、腰全体を床から持ち上げ、足先が頭の先にくるようにします。首、体の後ろが十分に伸びているのを感じます。
    4. 両腕を床に戻し、肩甲骨を寄せ、両手を組み、両腕を伸ばします。
    5. ここで5呼吸。胸や足が沈まないように、しっかりと呼吸で支えます。
    6. ポーズから出ます。両腕を床に戻し、腹筋で支えながら、両足をゆっくりと床へ戻します。脊椎の一つ一つが床に置かれるように意識します。
    7. 床に戻ってきたら、両手両足を肩幅に開いて、目を閉じてリラックス。
    8. ゆっくりと目を開け、起き上がります。
※注意
・首に違和感を感じたら、中止する
・首を左右に動かすと、首を痛めることがあるので、目線を一点に集中する。
・血流が大きく動きます。下痢など体調がすぐれないときや、生理中のときは避けた方がよいでしょう。

 

Akieさん(@81.1108.a)が投稿した写真

まとめ

ヨガでハッピー

頭頂部は「百会」とも呼ばれ、自律神経を整える働きがあるつぼとも言われています。また、今回は逆転系のポーズは、体全体の血液を循環させることで全身スッキリさせます。最後のシャバサナでリラックスして、新しい気持ちで明日を迎えましょう。