練習や試合の結果を記録する練習ノートは、どんなスポーツでも上達の秘訣だと言われています。サッカーの本田選手が、子どものころから、毎日の練習内容などを記録していた「本田ノート」は有名ですよね。いいことずくめの練習ノートをやってみない手はありません。さっそく、ヨガ日記をはじめてみませんか?

ヨガ日記の4つのメリット

いきなりヨガ日記と言われても、ピンときませんよね?ヨガ日記を始めると、どんないいことがあるのでしょうか?ここでは、ヨガ日記のメリットを4つ紹介します。

1.自分の内側に気づくことができる

ヨガのレッスン中や、瞑想の中で浮かんだ想いや感情を記録することで、自分の内側への気づきが生まれます。

2.感謝の気持ちを持つことができる

自分のチャレンジ、進歩、教訓を記録することで、自然に自分や周りへの感謝の気持ちが生まれます。

3.自己肯定感がアップする

日記を通して自分の感情を素直に表現することに慣れていくと、「自分はそのままでいいんだ」という自己肯定感が育まれます。

4.心身のコンディションがチェックできる

ストレスを感じたことや、どんなアーサナが難しかったか、呼吸の深さ…こういった記録から、心身のコンディションを確認することができます。

ヨガ日記に何を書こう?

実際にヨガ日記には何を書くべきなのでしょうか?実は、全員に共通の正解はありません。一人ひとりが自由に書けばOKですが、参考までにオススメのトピックを4つ紹介します。

1. 感じたこと

ヨガを通じて体や心で気づいたこと、感じたことを書いてみましょう。瞑想中に浮かんだいろんな考えや記憶でもOKです。

2. 学んだこと

新しく挑戦したアーサナや、先生に指導してもらった体の使い方のポイントを記録しましょう。自分の進歩を感じることができます。

3. 自分がどう成長したか、ヨガをどう深めることができたか

体の使い方だけではなく、こころの成長も記録するようにしましょう。瞑想できる時間が長くなったことなど、自分がどう変化したかを書いておきます。

4. 日常生活で活かせそうなこと

ヨガのいいところは、マットを離れた場所でも実践できる気づきがあること。忘れないうちに、しっかりと記録しておきましょう。

要注意!ヨガ日記で気を付けたい4つのこと

ここでは、ヨガ日記を続けるために気を付けるべきことを4つ紹介します。今まで日記が三日坊主で終わっていた人は、よくチェックしてくださいね。

1. 「何に書くか」にこだわらない

ヨガ日記は普通のノートで十分です。疲れたら汚い字になることもありますし、見た目よりも日記をつけることに集中しましょう。

2. 考えすぎない

何かきちんとした文章を書こうと思うと、ハードルが上がってしまいます。頭に浮かんだことを書けばいいので気楽にやりましょう。単語だけでもいいんです。

3. 正直に書く

ヨガ日記はあなただけのためのものです。内側を見つめるためにも、弱い気持ちやかっこ悪い気持ちなども、自分に正直に書くようにしましょう。

4. とにかく続ける

習慣にするには、とにかく書くしかありません。書くことが浮かばない日でも、とにかく書きましょう。「特になし」でも、立派な記録です。

さっそく今日のレッスンからはじめよう!

決まった形式はないので、いつでも気軽に始められるのがヨガ日記のいいところです。難しく考えずにとにかく始めてみると、だんだんあなたらしい書き方もわかってきます。辛いときや苦しいときに日記を振り返れば、自分の成長が分かって、心の励みにもなりますよ。過去を振り替えれること、比べれることができるのはとても大きいです。さっそく今日のレッスンからヨガ日記を初めてみましょう!