妊婦さん健康と赤ちゃんの健やかな成長のために行うヨガをマタニティヨガといいます。お産に向けて体と心を調節する役割があります。マタニティヨガを行うと妊娠中のマイナートラブルである肩こり、腰痛、便秘などの予防や改善にもなります。そしてヨガで学んだ呼吸法とリラックス法は実際の分娩に役に立つと言われています。今回はそんなマタニティヨガのインストラクターになるにはどうしたら良いのかについてご説明させて頂きます。

マタニティヨガの資格とは

通常マタニティヨガの資格はいくつも種類があります。認定資格として様々な期間が発行しています。ヨガの方法はマタニティヨガの認定機関によって受ける講座の内容が違ってきます。ではマタニティヨガの資格にはいったいどのようなものがあるかまとめてみました。

マタニティヨガ資格一覧

日本マタニティフィットネス協会認定インストラクター養成講座

1981年に産婦人科たちの監修の下、妊産婦の健康と産後のケアのために設立された機関です。

内閣府認証機関アプリケアカレッジ

通学、通信のどちらも可能です。スタジオには託児施設も完備されているため安心して通うことができます。

日本ベビー&チャイルドケア協会資格所有スクール

マタニティや産後ヨガの資格の他にベビーヨガのコースもあります。

全米ヨガアライアンス認定のインストラクター養成講座

保健師指導や助産師監修のもとに作成されたヨガプログラムです。現役のヨガインストラクターや長年にわたってヨガを練習してきた人やヨガポーズに関して基礎知識を持っている人向けの資格になります。

以上が代表的なマタニティヨガの資格一覧になります。それぞれの資格によって受講期間や料金、講座や実技の内容はことなっています。既にヨガインストラクターとして活動している方にとっては短期間で取得できるようです。

資格を取得した後の活躍の場

時間とお金をかけて取得したマタニティヨガのインストラクターの資格はいったいどこで生かせば良いのでしょうか?資格取得後の活躍の場とは一体どこになるのでしょう?

現役ヨガインストラクター

  • 現在教えている教室のマタニティクラスを受け持てる
  • 他のレッスンスタジオやクリニックへの売り込みをおこなう
  • 公民館などで自分で教室を開催する
  • 認定資格を受けた団体に紹介してもらう

資格取得のみ

通常のヨガ資格を取得する

以上のようなケースが多いようです。特にマタニティヨガの資格しか持っていない場合は、クラスを持つことがかなり難しいようです。通常のヨガの資格取得を検討してみる必要もあります。

おわりに

どのような資格にするかはまず費用や期間、教室の場所など自分が無理せずに続けられる環境に沿った資格を選ぶことが大切なようです。通常はマタニティヨガの資格だけを取得するのではなく、ヨガの基本コースを終えてから受講することがほとんどのようです。

産婦人科や助産院などのマタニティヨガクラスではインストラクターとしての資格を持っている方が指導をしているので、気になる方は話を伺ってみてはいかがでしょうか。