妊娠は女性にとって人生の一大イベントですよね。妊娠中のママの体は赤ちゃんの成長によって大きな負担がかかります。マタニティーヨガは妊娠中の体の負担を軽くすることを始め様々なメリットや効果があります。今回はそんなマタニティーヨガについてご説明させて頂きます。


妊娠によって女性の体と心は大きく変化します

妊娠中はホルモンの変化によって体が大きく変化していきます。体重は増加し、浮腫みやすく貧血に悩まされる方も多いです。体の変化は心にも影響を与えるため情緒不安定になりがちです。特に初産のママは喜びの反面、不安や戸惑いを感じやすく感情が不安定になることもあります。

マタニティーヨガとは?

マタニティーヨガとは妊婦のために作られたヨガの一種になります。医師の診断で問題がなければ13週から出産直前まで行えます。個人の産婦人科医院や大学病院や総合病院でもマタニティーヨガクラスが開催されています。

費用は?

費用は病院によって違います。無料のところもありますが大体は500円~2000円程かかるようです。

マタニティヨガのメリットや効果とは?

・運動不足の解消、急激な体重増加を抑える
・分娩時間の短縮や出産時の出血を抑える
・リラックス効果で自律神経のバランスが整い、精神面が安定する
・腰痛、静脈瘤、妊娠線の防止
・インナーマッスルを鍛えることで産後のマイナートラブル防止にも繋がる
・ママ友作りに役立つ
・産後の体力回復や母乳の分泌を助ける
など様々なメリットや効果があります。
では実際マタニティーヨガを行う際の注意点とは?

マタニティーヨガの注意点

・お腹に張がある場合は直ぐに中止しましょう
・食後や入浴直後は避けましょう
・医師の許可を取ってから行いしょう
・はずみをつけた動きをしない
・つまずきや転倒に注意をしましょう
・腰への負担が急にかからないようにしましょう
・ストレッチなどのウォーミングアップは必ず行いましょう

ポーズの後はクールダウン

クールダウンは筋のストレッチや柔軟性の向上、リラクゼーション効果やお産の際に役立つ呼吸法などの練習のために必ず行いましょう。分娩中の呼吸は腹式呼吸です。体の力を抜いてゆっくりと腹式呼吸の練習を行うことで実際の分娩も余裕をもって行う事ができるでしょう。

最後に・・・

妊娠中は喜びもありますがママにとっては育児に対する不安や孤独感を感じやすい時期でもあります。マタニティーヨガクラスに積極的に参加をすることで育児の悩みや喜びを共有できる友達を作り、体をほぐし、体を動かすことで心も明るくなり安産の助けにもなります。