ヨガっていったいどんなもの?

ヨガは、体操、瞑想、呼吸の3つが合わさった、インドで生まれた修行法です。5000年の歴史を持った心身鍛錬の修行法ですが、現在ではフィットネスとして認識されている人の方が多いのではないでしょうか。ヨガの本来の目的は、精神と身体を安定した状態に近づけることです。ヨガを行うことによって身体の歪みが矯正され、柔軟性が上がることでプロポーションが良くなる、脂肪がつきにくい身体になるといった肉体的な効果とともに、呼吸や瞑想を組み合わせることによって精神の安定や高い集中力を得ることができます。

深い呼吸や瞑想は身体の内側をも整える効果があり、腸内環境の改善やストレスの解消効果によって、生活習慣病の予防などにも役立っています。
一言でヨガと言っても多くの種類や流派が存在しています。現代人の生活スタイルに合わせて進化したものもあり、運動不足の解消に焦点を当てたものやリラクゼーション効果を得ることを目的にしているものなど様々なものがあります。

ヨガの種類と効果

ヨガを習うなら、まずは目的や自分のレベルに合わせてさまざまな種類を知っておくと良いです。基本となるのはハタヨガと呼ばれるもので、ヨガのベーシックとなるポーズや呼吸法を初歩的に学べるため初心者に人気があります。さらにより深い呼吸を自然に行ってリラックス効果を高めるにはアロマを使った種類があり、香りを楽しみ癒されながらレッスンを受けることができます。

女性のための産後・マタニティヨガも現代では大変普及しています。また、代謝を促進させて発汗作用を促すことでダイエット効果を高めるものにはホットヨガがあり、柔軟性を高めることもできるため男女問わず幅広い世代に人気があります。いずれにしても体のすみずみまでゆっくり伸ばす運動をすることで全身の血流を促すため、体の不調を改善させたり痩せやすい体質へと導く効果が期待できます。

美容にも健康にも嬉しい効果が臨める新しい習慣を、生活の中に取り入れてみることをおすすめします。

ヨガはこころの安定剤

ヨガをやりだして体の調子や血行がよくなり、体の柔軟性もあがりましたので、毎日が快適で長年の悩みだった胃腸の不良も改善されましたのでたいへんよかったです。体の調子がよくなることだけがヨガのいいところにも思えましたが、よくよく考えると体以上によくなったものがありました。

それは、メンタル面での強化です。以前では些細なことでくよくよしていて、仕事でもストレスをためこんでしまうタイプでした。いまでは大抵のことはストレスにならず、さらりと聞き流す癖がつきました。体が安定したせいもあるかもしれませんが、ヨガの効用は絶対こちらのほうが大きいし、ヨガをしているときのこころの安定感が違います。物事に動じないことはやはり大きな成果と思います。メンタル面が強くなったおかげで体もさらによくなり、免疫力もアップしている気がします。

一日ヨガをするのは、たったの10分ですので、長いエクササイズができない方に推薦できるものです。

ー後半へ続くー