世界選手権・400mハードルで二度の銅メダルに輝いた為末大さんの著書です。
人生の選択について、自己分析の大切さ・客観的に自分の資質を見ることについてを競技者ならではの目線でお話しされています。
タイトルの「諦める力」ですが、諦めるという言葉はそのものから逃げるというようなネガティブなイメージな印象がありますが仏教だと「明らかにする」という意味があるそうです。
ヨガでいうヴィヴェーカ(見極め・識別)と繋がるのでしょうか?
目標を達成する為の手段が自分にとって正しい選択なのかを自己分析して見極める。
自分には合っていないかもしれないけれど、諦めずに続けるべきか?
自分の性質を見極め、自分により合う道を選ぶべきか?
アスリートの現役時代〜引退後のことまで、生涯を考えさせられる一冊です。
ヨガが様々な種目に取り入れられていく中でこのような考えは、スポーツやその他の現場でヨガを指導する際にプラスになるのではないでしょうか?
スタッフオススメの一冊です!