Yokohama Yoga Festa 2013 ― “股関節360°” & “ペインレスペルヴィスフロー”

“Vanakkam、Namaste、こんにちは”

ステージの上にバジュラーサナで座ったマスターが、
笑顔でタミル語、ヒンディー語、日本語で挨拶をする。

Vanakkam Yoga Schoolとしては、初めての横浜ヨガフェスタ。

「どんなクラスが始まるか、ワクワクしている人？
ちょっと怖いな、と思っている人？緊張している人？」

発売直後に完売になり、当日チケットも完売。
パシフィコ横浜の1番大きなホールに集まった人々に向かって尋ねる。

ワクワクしている人や「怖いな」と思っている人、緊張している人がいるのを見て、
マスターは「僕の方が緊張しています」と、会場を和ませてくれる。

マスターはいつも、生徒が抱いている不必要な緊張や期待をほぐしてくれる。

1日目は、”股関節360°”。

タイトルの通り、股関節を重点においた2時間のクラス。

「ハヌマナーサナができない人は？」との問いに素直に手を挙げてくれたw
1番前にいた女性がステージの上に上がる。

脚を前後に広げ、床に着こうとするが・・・
脚と床までは大きなギャップがある状態。

「このときに、床につこうと身体を左右に傾けたり、
背中を押したりすると、怪我に繋がる」

と、普段、私たちが床につきたいばっかりに
思わず身体を間違って使ってしまっていることに言及する。

そう。
私たちは、ハヌマナーサナで床に脚がぺとっとキレイについた人を見て、
毎日マットの上で脚を前後に広げて、少しでも脚が床につかないかと必死になっている。

その努力の結果、床に脚が着いた人を見てみても
大抵は上体を傾けて無理に脚を床につけているだけで、
上体を真っすぐにしてみると、脚の付け根に大きなギャップがあったりする。

「美白化粧品にいくらお金をつぎ込んでも、
僕の元々黒い肌が白くなったりはしない」と、
美白化粧品にまつわる小話をしてくれるマスター。

私たちは、間違った目的に向かって、間違ったエネルギーの使い方を
常にしてしまっているのかもしれない。

ステージの上のモデルさんを使って、
ペアで行なう股関節を使った脚上げなど、
これまで日本のクラスで教わったことがない練習を教えてくれる。

脚を広げて”下に下にいく練習”だけを続けていても、
ハヌマナーサナへの道は遠い。

ハヌマナーサナに到達するには、
正しい股関節の使い方を練習していくことが最も重要なのだ。

正しい目的地に辿り着くには、正しい電車に乗る必要があるー

Vision of Yogaでドクターが言っていたっけ。

でも、正しい電車がどれか、だけではなくて、
何も知らない私たちは、
まずは正しい目的地を知ることから始まるのかもしれないー

あなたは、何のためにヨガをしていますか？

2日目は、”ペインレスペルヴィスフロー”。

「”ペインレス”なんて・・・嘘だー！！！！」

そう叫びたかった人は一体何人いるのだろうw

すかさず、「”痛み”ではなく”気付き”なのです」と言われてしまうと、
「そうでしたw」と言わざるを得ないですがw

でも確かに、どんなに辛いクラスが終わっても、
クラスが終わってからは、不思議なくらい身体が軽いのがマスターのフロー。
(もちろん、たまには、心に溜まっていたものがたくさん出て来てしまい、
身体の軽さを感じる余裕がないことも…w)

“ペルヴィス”とつくからには、そう。2日目も股関節を重点においたクラス。

「股関節が硬いから」と、
マスターのクラスに参加した理由を話す人々。

「股関節が硬いのは、内側に感情を溜め込んでいるからだよ」と
マスターに出会ってすぐに言われた言葉を思い出す。

皆、知らぬ間に心に色んな思いを溜めて生きている。
そして、いつの間にか自分の心や身体との対話すらままならないまま、
せわしなく、日常生活を送っているのだ。

「”あ、〜しなきゃ”と思う度に、
私たちは、ナディに結び目を創っている」

Vision of Yoga 2013年生で創った紺の手ぬぐいに
結び目をひとつひとつ結んで、例を見せてくれるマスター。

「”〜しなきゃ”と毎日生きている私のナディは
きっと、結び目がたくさんあるんだろうなぁ…」と思っていると、
「ナディが詰まり過ぎてて、どこが悪いのかわからない」と
出会ったばかりの頃に言われたことを思い出すw

どれだけ結び目ばかりの心と身体なんだw

マスターは、生徒の心と身体にあるひとつひとつの結び目を
ときには丁寧に、ときには力強く、でも誰よりも忍耐強く、
ゆっくり、ゆっくりと硬くなった結び目を解きほぐしてくれている。

私も確かにまだまだ結び目ばかりの心と身体だけれど、
確実に、少しずつ、少しずつは、ほぐれてきている。

もちろん、キツく縛り過ぎていた結び目をほどくときには、
それなりの反動があり、大変な作業ではあるのだけれど。

でも確実に、胸のところに引っかかって出て来なかった一言や
怖くて踏み出せなかった一歩を踏み出すことが出来ている。

いつの間にか。

…きっとアサナもそうやって、”いつの間にか”到達するものなんだろうな。

もちろん、そのためには、時には大変な作業が伴ったり、
何よりも毎日の地道な地味な作業が必要なんだろうけど…

フローの最後には、お決まりのBig Hug。
(これ、大好き！)

そして、1日目も2日目もクラスの後にはマスターと写真を撮るための
長蛇の列w

去年はここまで長くなかったよね…？

いつの間にか、
マスターは、日本でもとても有名で人気な先生だ。

百聞は一見に敷かず。

ぜひ、マスターが日本に来てくれている間に
日本の皆さま、マスターのクラスを受けてみて下さい。

ワナカムヨガスクールbyマスター・スダカーのジャパン秋ツアーの東京WSは
10月のロータス8も11月のオハナスマイルも既に満員キャンセル待ち中。

現在ご予約可能な関東圏のWSは、下記の3か所のみだそうです。
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■ 10月19日　マスター・スダカー初登場茨城WS “正しいヨガのススメ”
13：15～15：15 “初心者向け　ワークショップ　-　レッツビギンヨガ！”
15：30～17：30 “ヨガセラピー　-　アサナの準備”
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■ 11月3/4日　仙台WS “ワナカムヨガスクール式ヨガプラクティス”
11月3日(日)
13：00～15：00 初心者向けワークショップ
15：30～17：30 ワナカムヨガスクール式ヨガセラピー

11月4日(月)
13：00～15：00 マスターフロー　-カラダとココロの関係
15：30～17：30 ワナカムヨガスクール式ヒップオープニング
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■ 11月24日　初心者向けWS＠東京中央区
2013年11月24日　(日)
12：00－14:00
待望の第三弾！ “初心者向け　ワークショップ　-　正しいヨガを始めよう！”
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その他の年内のワナカムヨガスクールbyマスター・スダカーのWSは
定員に達しているとのことですので、
上記WSもお早目にお申込み頂ければと思います。

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