ヨガが美容やダイエットによいことは、広く知られていることです。ご家庭でヨガをしている人もいるかもしれませんね。でも、上手にポーズが取れないとか、ポーズは取れているけど効果が実感できないなどと悩んでいる方、多いのではないでしょうか。ネットなどに載っているポーズの画像を見ながらヨガをすると、どうしても、手を伸ばす、脚を上げるなど派手な動きにだけに意識が向きがちです。でも実は、ヨガで大切なのは、足の裏の意識やバランスの意識など、目に見えないところなんです。今回はヨガの姿勢のポイントについてご紹介します。
ヨガの立ち姿勢のポイント
ヨガで立ちポーズを行う際には、まずまっすぐ立った姿勢を取ります。ここからポーズを発展させていき、ポーズの終わりにはまたまっすぐ立つ姿勢に戻ります。まっすぐ立つだけなら簡単かと思うかもしれませんが、意識すべき点がたくさんあります。
足の裏
まずは足の裏。足の裏を見ると、親指の下と小指の下に、それぞれ丘のように膨らんだ部分があるのが分かると思います。これはそれぞれ母指球、小指球と呼ばれており、ヨガではことかかとの3点で地面を捉えて立ちます。その後、足の指を、力が入りすぎないようにそっと地面に下ろします。足の裏の側面、ふくらはぎ、膝の3点がぴったりとくっつくことが理想ですが、できない場合は足の裏の側面だけをくっつけましょう。
姿勢
足の裏のバランスが定まったら、次は体全体の姿勢を整えます。頭を上から引っ張られているような意識でまっすぐの姿勢を作ります。このとき、猫背や反り腰になっていないか、左右の肩の高さが同じかなど鏡を見ながら確認しましょう。肩を前から回して、ストンと力を抜き、視線はまっすぐ前を見ます。これが基本の立ち姿勢です。
立ち姿勢のポーズ例
タダーサナ(山のポーズ)
続いて立ちポーズのポイントです。