体が硬いとヨガはできないのでしょうか?ヨガは体を柔らかくすることを追求しているのではなくカラダと心を意識すること。ヨガのアーサナ(ポーズ)はどのような効果があるのかを踏まえご紹介いたします。

「ヨガ」という言葉をきいてみなさんが心に浮かぶのはどのようなイメージでしょう。体が柔らかく、普段しないような形のポーズの絵が浮かぶのではないでしょうか。

ヨガの基本は「ポーズ(アーサナ)」があります。ではポーズは様々なものがありますが体が硬いとダメなのでしょうか?
そしてポーズは瞑想のためのカラダづくりに行いますが、どのような効果があるのでしょうか。
ヨガは柔軟性があればできているのか?」でもお伝えしたように、そもそもヨガはカラダの硬さを問題としていないのですが、やはり、はじめたからには、しなやかなカラダをめざしたいものですよね。まずはフィットネスのストレッチから考えていきます。

フィットネスの「ストレッチ」は体の柔軟のため

フィットネスの「ストレッチ」

体育の授業からフィットネスクラブでは、ストレッチなどでカラダを柔軟にすることを強くすすめます。なぜでしょう?
ストレッチでゆっくりと筋肉をのばして動かすことで、血行が良くなり、体温が上がり、筋肉や関節の可動域が広がるので、次のことが期待できるからです。

  • (1)運動のときのケガ予防
  • (2)疲労回復
  • (3)肩こりや腰痛の緩和
  • (4)リラックス効果

ヨガのポーズ(アーサナ)は瞑想のために

ヨガのポーズ アーサナ

さて、今度はヨガに目を向けます。ほとんどのヨガの基本は「ポーズ(アーサナ)」ですね。
ポーズは瞑想のために行います。

ちなみにどのような効果があるでしょうか。

ヨガのアーサナ(ポーズ)の効果

(1)内臓を刺激する

ヨガポーズは、筋肉や関節にくわえて内臓を意識しています。
たとえば、肩立ちのポーズや頭立ちのポーズは逆転をすることで内臓や脳などに、ねじりのポーズで胃腸に刺激をあたえて活性化します。
ヨガは「内臓のセルフマッサージ」なのです。

(2)自律神経を整える

ポーズの多くは呼吸にあわせて行いますが、自律神経を整える大きな助けになります。自律神経のバランスがとれることで、自分の意志では改善がむずかしいさまざまなカラダの不調が良好な状態に導かれます。

(3)カラダのエネルギーを整える

ヨガポーズでは、西洋医学では取り扱わないカラダの「エネルギー」を意識します。日本では「気」、インドでは「プラーナ」とよばれるエネルギーを整えて強化する効果が期待できます。

(4)ヨガポーズは瞑想の一種

広い意味では、ヨガのポーズそのものが瞑想です。
ポーズをとってカラダと心を意識することで自分の内面に集中していくので、自然と瞑想状態に導かれます。

このように、内臓や自律神経などから自体に効果もありますが本来、ヨガはカラダのやわらかさはあまり求めないものなのです。
(逆にカラダが最初からやわらかすぎると、ヨガで大切な「ココロのプラクティス」がおろそかになってしまう場合もあります。)

カラダが硬くても気にしないこと

以上の通りヨガは体を柔らかくすることを追求しているのではなくカラダと心を意識することで、自分の内面に集中していくことが大切とされています。ヨガにおいてカラダが硬いことで気おくれすることは不要なのです。

ヨガで大切なのは、カラダではなく、ココロの柔らかさとしなやかさ。ヨガを息長く続けて、ココロがやわらかくなれば、カラダの硬さも自然と取れていき、その人にあったカラダのしなやかさが生まれてくるものです。

いちばん大切なのは自分のキモチ。
ヨガをやって

「スッキリした」
「気分がよくなった」
「悩みの解決法がスッと浮かんだ」

というキモチが重要なのです。
そんなシンプルな喜びを大切に、ヨガをやってみてくださいね!

画像出典:Wikipedia/Sourceofyoga / Kennguru