ちょっと長いタイトルの本、
【わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります 】
のご紹介です。
ヨガのある暮らしをはじめた友人たちが、しばらくするとさまざまなもの整理や片付けをはじめるのをよくみます。
部屋の片付けだけではなく、住まいそのものの整理(すなわち転居)、あるときは仕事の整理(退職や転職)、さらには人間関係の清算(!)であるときもあり・・・。
カラダの環境が整い浄化されて、本来のかたちに戻ってきた次に向かっていくのは、自分をとりまく環境の浄化、ということのようです。
【わたしのウチには、なんにもない。「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります 】って、どんな本?
この本は、著者が「汚部屋」に苦悩するところからはじまり、やがて家族との葛藤や震災体験を経てどのように自分の問題を克服していったかをつづっていますが、「家」「部屋」を「カラダ」と読み替えると、その過程が実にヨガの学びと重なってきて興味深いです。
著者がハマった、「物を捨てる」ことは、まさにヨガのアーサナや呼吸法などのカラダの浄化法と同じですね。
最終的に筆者はファッションやライフスタイルが劇的に変わっていきますが、七転八倒しながらも自分の気持ちに正直になっていくプロセスも、ヨガをやっているひとなら共感できるものがあると思います。
シンプルな暮らしを目指す人もそうでない人も、ヨガをやっているひとならば一度は手にとってみてほしい一冊です。
1ページだけご紹介
シリーズも4作まであるので揃えたい今日このごろです。
ゆるりまい著「わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります」