アロマヨガで心地よくナチュラルな香りにつつまれてゆったりとカラダを動かすと、いつもとはちがった気持ちよさがありますね!
今回は自宅でアロマヨガにトライしたいかたへ、おすすめアロマを紹介いたします。
ローズ
他の花にくらべるとやや高価ですが、注意事項が特になく、年代・性別を問わず使えるので、アロマ初心者にはぜひオススメしたいオイルです。
ローズは心の不調、婦人科系のトラブル、お肌のトラブルへの効果が期待できます。また、エッセンシャルオイルのほかにローズウォーターもおすすめです。こちらはハーブ専門店や通信販売で比較的手に入りやすく、価格もお手ごろで、特別な器具も不要です。体はもちろん、お部屋やヨガマットなどにスプレーして、バラの香りにつつまれてヨガを楽しむのはいかがでしょうか?
カモミール(ローマンカモミール)
ハーブティのレシピでもおなじみのカモミール。
リンゴを思わせる甘い香りをかぐと、気持ちがホッと安らぎます。ヨーロッパでは古来から心の不調に効果がある植物として親しまれてきましたが、特に月経前症候群(PMS)に有効とされています。自律神経を整えることが得意なヨガの助けになってくれることでしょう。
フランキンセンス
「乳香」という名前のほうがピンとくるかたが多いのではないでしょうか。フランキンセンスは乳香樹の樹脂から作られ、古くは古代エジプトから薬品として使われた記録があります。
ウッディ系の香りと同時に、レモンのようなスッキリ系の香りもあるのがフランキンセンスの特徴。心配や不安をさまざまに巡らせて疲れがちな、私たちのマインドの整理をする手助けをしてくれます。古来から瞑想のときに使われてきたアロマですので、ヨガをしながら香らせればとても効果がありそうですね!
日本の樹木(ヒノキ、ヒバ、モミ)
アロマテラピーで使用される植物はほとんどが外国産ですが、最近はヒノキ、ヒバ、モミなど日本産のウッディ系アロマも見られるようになりました。
ヒノキやヒバにはお肌にいい成分・ヒノキチオールがふくまれています。
また、モミは呼吸器系の不調に有効といわれています。木の香りにつつまれてヨガをすると、まるで森のなかでヨガをしているようで、リラックスとリフレッシュの相乗効果が期待できます!
どれもアロマポットやディフューザーで香らせて使いますが、敏感肌のかたは直接触らないように気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか?ヨガにおすすめのアロマを紹介しました。これらを参考に、アロマヨガを楽しんでくださいね。
※妊娠しているかたは、ローズ以外のアロマを使用するときは専門家に相談してください。
【参考文献】
クリッシー・ワイルドウッド『アロマセラピー百科事典』日本ヴォーグ社、1997年
ジョイ・ボゥルズ『エッセンシャルオイル・効能と療法』産調出版、2004年