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キッズ・シニアヨガのおすすめポーズ

最近、ヨガは美容効果やダイエットの目的で取り上げられることが多くなってきました。確かに美容効果やアンチエイジング、シェイプアップ効果を狙ったヨガ教室やスポーツジムでのヨガクラスが流行っています。若い女性向けというイメージが強いヨガですが実はキッズからシニアまで幅広い方にお勧めのスポーツなんです。今回はキッズとシニアの年代別のおススメのヨガとポーズをご紹介いたします。

ヨガの種類?

ヨガはハタヨガをベースにいくつもの流派に分かれています。インドの本格的なものからフィットネスとしてのヨガ、子供向けのキッズヨガ、リハビリやマタニティヨガなどの医療に関連つけたものまで幅広くあります。では年代別にお勧めのヨガポーズなどのご説明に入りたいと思います。

キッズヨガとは

キッズヨガからご説明させて頂きます。
キッズヨガは最近注目を集め始めているヨガです。子供のパワーを引き出すと同時に協調性を身に付けることができます。費用はだいたい1000円から3000円程のところが多いです。他のヨガの流派に比べて行っている所は限られてるのでお近くにない場合はDVDを見ながら親子で一緒に自宅で行う事もできます。

対象年齢

3才~小学校低学年

場所

ヨガスタジオ 公民館 地域の体育館 スポーツクラブ 自宅

費用

1000円~3000円/1レッスン(平均)

効果

子供の想像力と個性を引き出すと言われています。筋力・柔軟性・集中力のアップに役に立ち、心の安定も保てる働きがあります。子供に合わせたポーズや瞑想、ゲームなどを用いて親子で楽しみながらヨガをすることができます。

おススメのポーズ

キッズヨガおすすめのポーズ詳細

では次におすすめのポーズの方法についてご説明させて頂きます。

象のポーズ

1.右手をあげて伸ばし、左手は腰に添えます
2.上体を前に倒します
3.腕を伸ばして左右に振ります(象をイメージしながら)

立ち木

1.右足先を左足の甲にのせます
2.胸の前で手のひらを合わせます
3.頭の上まで両手を上げてバランスをとります(真っ直ぐ伸びた木をイメージします)

鳥のポーズ

1.両足を開いて、背中が床と平行になるまで上体を倒し、両腕をのばします
2.両腕を上げます
3.両腕を下します(羽をイメージしてバタバタ上下に動かします)

きりん

1.足を揃えて立ち、両手を上に伸ばします
2.手首を折り曲げて、指先を前に向けます
3.両手を頭の上でクロスし、手を前後に入れ替えます(キリンの首をイメージして腕を長く伸ばしましょう)

太陽礼拝

1.あぐらを組んで座り、膝に手のひらを上に向けて置きます
2.背筋を伸ばして、両手を横から上げます
3.胸を開いて上を見上げます

ちょうちょ

1.足の裏を合わせて座り、膝に両手を置きます
2.膝を上下に動かします
3.お尻の後ろで両手を組み、上体を前に倒して腕を上に伸ばします。余裕があれば、ひたいを床につけます(膝をちょうちょのようにバタバタ動かします)

*ちょうちょのポーズはキッズの他に女性におすすめです。骨盤をリラックスさせて骨盤の筋肉を柔軟にし刺激を与えるため婦人科系の疾患に有効とされています。特に出産の際には骨盤の開きを良くし、産後の体型を戻す働きがあるとされています。

お辞儀

1.両足の裏を合わせて座り、両手でつかみます
2.上体を前に倒します
3.肘、ひたいを床に付けます

*お辞儀のポーズは生理不順や婦人病に効果があると言われていて出産時には痛みを和らげる効果が期待できます。産後には骨盤を締める働きもあります。

キッズヨガの利点

通常のヨガと違い簡単なポーズが多く、遊び感覚で行うことができます。特に動物系のポーズを取る時はその動物をイメージしながら行うと良いでしょう。親子で行う事で家族の絆が深まったり、自宅で行う場合はママのエクササイズも兼ねることもできるので一石二鳥ですね。

では続いてシニアのヨガについてご説明させて頂きます。

シニアヨガとは

高齢化社会の日本では介護や医療などで高齢者問題が次々に出てきています。そこで最近注目を浴びているのが寝たきりや孤独、痴呆などを未然に防ぐための運動です。シニアのこれらの問題を解決する手助けになるのがシニアヨガです。

対象年齢:60歳以上

場所

ヨガスタジオ 公民館 地域の体育館 スポーツクラブ 地域センター 自宅

費用

1000円~3000円/1レッスン(平均)

効果

筋力低下の予防による寝たきりの防止、内臓機能の低下を防ぐ、鬱の防止、交流の場として人間関係の維持や食欲増進、安眠効果、介護いらずの体つくりのサポート

シニアヨガおススメのポーズ

シニアヨガはストレッチに近い簡単なポーズがお勧めです。特に初心者の方や既に介護が必要な方は絶対無理をしないように注意してください。1~4までは肩こり解消になり、座ったままでもできるポーズです。今回は椅子に座ったままを想定してご説明させて頂きます。シニアだけではなくOLさんや会社員などがオフィスでも気軽にできるものです。では順番にご説明させて頂きます。

肩の伸び

1.吸いながら手を組んで思いっきり伸びます
2.吐きながら組んだ手のひらを前におろします
3.両手のひらを太ももの上に置き、肩の力を抜いて休みます

肩回し

1.両手の指先を肩に置きます
2.吸いながら肘を前から上にむかって回します
3.息を吐きながら後ろに下します
*この動作は肩の関節をほぐします

首回し

1.首を前に倒します
2.息を吸いながらゆっくりと右に回転させ、天井を見ます
3.息を吐きながらゆっくりと首を回していきます
*この動作はカチカチに固まった首をゆるめていきます

椅子に座ったねじりのポーズ

1.左脚に右脚をかけ、左腕で右膝を押さえます
2.息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら体を右にねじっていきます
3.最後に首もねじっていきます 逆側も同様に行います
*腰の緊張をほぐして腰痛の予防にもなります

仰向けのポーズ

1.仰向けになり手足をゆったりと広げます
2.目は軽く閉じて手のひらは上に向け静かにゆっくり、深く呼吸をおこないます

正座

1.膝の位置を揃えて足先を重ねずに正座します
2.背筋をスーっとのばし、両手は上向きに膝にのせて、目を軽く閉じて静かに呼吸をします

シニアヨガは無理せず、焦らず気持ちの良い所でやめることが大切です。必要であれば椅子、壁、ブロックやタオルなどのサポートグッズを使いましょう。

最後に

ヨガにはいくつもの種類がありますので目的や性別、年代に沿って自分に合うヨガスタイルを選んで行きましょう。焦らない、頑張り過ぎない、あきらめないこと、そして何よりもトライすることが大切です。

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