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ヨガ哲学【プラーナーヤーマ】

プラーナーヤーマの目的は、呼吸器官の状態を最高の状態に保持するためである。
呼吸器官が健全に機能すれば、身体の循環機能も健全に働く。循環機能が不健全であれば消化排泄は円滑に行われない。
そうなると、体毒は身体の各部に蓄積され、病気の原因となる。

呼吸器官は、身体・心・知性の浄化の門であり、プラーナーヤーマがその門を開く鍵である。

単細胞のアメーバからあらゆる動物に至るまで、呼吸は生命を維持するのに不可欠である。
水と食物なしで数日間生きることは可能であるが、呼吸が止まれば生命は消滅する。
重要な経典の一つである『チャーンドギョパニシャド』には次のように書かれている。

「車輪の輻(スポーク)がこしきと切り離せないように、生命のあらゆる活動から呼吸を切り離すことはできない。生命は呼吸と共に回転し、生物に生命を与える。呼吸は我々の父であり、母であり、兄弟姉妹であり、師であり・・・つまりブラフマンである。このことを知っている者こそ最高の言葉が語れるのである。」

なぜ多種類のプラーナーヤーマがあるのでしょう

呼吸って吸う・止める・吐く・止める、右の鼻の穴、左の穴だけなのに、数多くの呼吸が存在しますよね。

など。
なぜこんなに多種類のプラーナーヤーマがあるのか?

筋肉・神経・臓器・腺などの、身体のあらゆる部分が刺激されると、全身はより健全に、より調和よく機能します。
だから、身体のすべての部分に刺激を与えるよう、多種類のアーサナが工夫されてきました。
また、人それぞれ、環境・体質・性質・心身の健康状態が異なるので、各自の状態に応じて病気を治したり、調和をもたらすよう、いろいろなアーサナが編み出されました。同じような理由からプラーナーヤーマも必要性に応じて工夫され発展してきたのです。

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