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どうやって選ぶ?ヨガの8つの流派と種類と選び方

昨今、ヨガを始める人の動機は「体を柔らかくしたい」「ダイエット」「流行っているから」などの理由が多く、流派を選ぶ方は少ないと思います。最終的な目的はどの流派も同じですがその人の個性やライフスタイル、考え方などにより直感的に自分に合う流派を感じることはできるはずです。今回はヨガの8つの流派や選ぶ際のちょっとしたサポートとご説明をさせて頂きます。

ヨガの流派

バクティ・ヨガ

バクティとは「絶対的な信愛」や「信仰」を意味していて、このヨガはひたすら神との間に固い絆を結ぶことに専念することを目的としています。神様と指導者(グル)のいずれかもしくは両方を信じてすがり、献身的に信仰するという親愛のヨガです。本場のインドではキールタンと呼ばれる讃歌を唱えながら行います。

ハタ・ヨガ

ハタ・ヨガは「太陽(ハ)」と「月(タ)」を組合わせて行うヨガです。互いに影響を与え合う2つのものをバランスよく取り入れる状態を表しています。ハタ・ヨガの基本的な目的は、アーサナ(体位法)、ムドラー(印)、プラナーヤーマ(調気法)、クリヤー(浄化法)などの技法を使い身体の浄化と精神の浄化をすることです。

ジャパ・ヨガ(マントラ・ヨガ)

マントラとは心の中や声に出して唱えたり歌ったりする音節や言葉のフレーズの事を言います。マントラの目的は精神を1点に集中させて身体の調和を図ることです。

ジュニャーナ・ヨガ

このヨガは「真の智慧のヨガ」とも呼ばれており、行う事で自分の態度や行動を反省、改めることができます。理性をコントロールして深く考えることで真の智へと至ると言われています。

カルマ・ヨガ

奉仕の精神で行うヨガになります。見返りを求めず奉仕活動をすることが特徴です。カルマ・ヨガは身体、心、言葉などあらゆる行動には結果を伴い、その結果に対して責任を持つという信条のヨガになります。

ラージャ・ヨガ

心をコントロールするためのヨガです。「王道のヨガ」とも呼ばれ古典的なスタイルになります。瞑想と意志の力で精神の集中力を高め、ブレの無い自分の軸を作ることができます。
瞑想を通じて自分自身を探求していきます。

ラヤ・ヨガ

別名「クンダリニー・ヨガ」よも呼ばれていて7つのチャクラ(生命の中心)に働きかけるヨガです。チャクラとは背骨から頭頂にかけて連なるエネルギーの輪です。

タントラ・ヨガ

タントラ・ヨガとは禁欲主義・儀式・瞑想・神秘主義などを取り入れています。ペアになって行います。セックスの形式と捉える人が多く、間違った解釈をされやすい流派です。実際にはセックスはタントラのごく一部の教えに過ぎません。ハタ・ヨガの分派でもあります。

性格・性質で流派を選ぶ

*参考 それぞれの流派と向いている人のタイプ。流派や種類の選び方の一つとしても。

流派 向いている人
バクティ・ヨガ 信仰の深い
情緒や愛情深い
感情を豊かにしたい人
ハタ・ヨガ ダイエットや美容効果
健康促進や体の柔軟性をアップさせたい
ジャパ・ヨガ 慌ただしい日常を忘れたい
声を出したい人
心を落ち着けたい
ジュニャーナ・ヨガ 考えることが好きな人
カルマ・ヨガ 責任感の強い人
奉仕活動が好き
行動力がある
ラヤ・ヨガ 経験が豊富な指導者がいる人(非常に難しいヨガのため)
ラージャ・ヨガ 心をコントロールしたい人
情緒が不安定な人
人に流されたくない人
タントラ・ヨガ パートナーとの信頼関係をもっと深めたい方
深い快楽を得たい方

 

自分のヨガを見つける場合の2つのポイント

柔軟な流派の受け入れ

色々な流派を柔軟に受け入れましょう。最も一般的なのが「ハタ・ヨガ」と言われており、8つの流派以外にも様々な流派がありますので「これがヨガ」だと決めつけないようにしましょう。様々な流派を自分なりに組合わせても良いです。

自分にあったヨガインストラクターや指導者を見つける

インストラクターや指導者を見つけましょう。人間性はもちろんその人のライフスタイルや持っている資格などを選ぶ基準にしても良いでしょう。どんな流派でも優れたインストラクターや指導者からは得るものが沢山あります。

最後に

今回ご紹介した以外のヨガも沢山あります。あまり難しく考えず、自分の目的や目標にそったヨガを見つけることが大切です。ヨガにより自分の心と体を解き放し、自分らしく生きていきましょう。

 

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