初級者から上級者まで様々な方がいますがどんなヨガを選び、行っているのでしょう?
初めてヨガをする方、もしくはもう何年もヨガを行っている方、レベルは人によって違います。また、ヨガには色々な種類があり、種類によって難易度や目的などが異なってきます。今回はヨガのレベル別、オススメのヨガの種類のご説明をさせて頂きます。
まず、種類の説明を行う前にヨガの基本である「ポーズ」「呼吸」「瞑想」について復習していきましょう。
ヨガのポーズについて
ヨガではポーズの事を「アーサナ」、もしくは「アサナ」と呼びます。基本のポーズは13種類と言われていてそれを現代風にアレンジしたものや、それぞれの流派が作ったものがあり数多くのポーズがあります。基本的には①立って行うポーズ、②寝るポーズ、③座って行うポーズの3パターンに分かれており、それに反ったり、伸ばしたり、ひねったり、逆転したりする動作が入ってきます。
ヨガの呼吸法について
ヨガの呼吸は基本的には鼻呼吸です。簡単そうに思われますがこれが意外と難しく、特に初心者はポーズを取っている間に呼吸を止めてしまいがちになります。とにかく呼吸を続けることから始めてみて、慣れてきたら腹式呼吸や胸を使って行う胸式呼吸に進んでいけば良いでしょう。呼吸法はヨガの種類によって異なりますので自分が行うヨガに合わせましょう。
ヨガの瞑想
ポーズや呼吸と同様に瞑想はヨガを行う上でとても重要な役割を持っています。この瞑想もヨガの種類や指導者によって異なります。基本的な目的は精神を集中し、ゆっくりとした心拍数と呼吸で心を安定させ、ストレスを軽減させたり、体に活力を与えたりすることです。
では続いてレベル別オススメのヨガの種類を簡単な説明とともに表にしてみましたので見ていきましょう。
続いてヨガの種類と難易度表を見ていきましょう
ヨガの種類と難易度表
ヨガの種類 |
難易度 |
スピリチュアル度 |
レベル |
ヨガの内容 |
20 |
20 |
初級者 |
妊婦のためのヨガです。簡単なポーズと呼吸法を身に付けることで安産に導き産後の回復を助けます。 | |
ラジヨガ |
40 |
20 |
初級者~中級者 |
ラジオ体操とヨガを組合わせたヨガです。音楽に合わせて行います。 |
フィットネスヨーガ |
60 |
30 |
中級者~上級者 |
日本人向けのインドのヨガとアメリカのヨガを融合させたヨガです。 |
ヴァンヤサヨガ |
75 |
30 |
中級者~上級者 |
呼吸と動作を連動させて連続的にポーズを取っていくヨガです。 |
パワーヨガ |
90 |
35 |
上級者 |
筋力強化と集中力を高めるヨガです。アメリカ人によって始められました。 |
アヌサラヨガ |
90 |
60 |
上級者 |
ハタヨガの一種で「流れに身を任せる」という意味合いがあるヨガです。 |
アイアンヨガ |
85 |
60 |
上級者 |
ゆっくりと体を動かし、ポーズの形を重視し、集中力や体力アップを目的とするヨガです。 |
インテグラルヨガ |
75 |
60 |
中級者~上級者 |
ハタヨガをベースにして色々な流派のヨガを組み入れているヨガです。 |
ハタヨガ |
55 |
65 |
中級者 |
ヨガのベースとなる流派です。ハは「太陽・吸う息」、イは「月・吐く息」でこの2つをコントロールします。 |
アートオブリビングヨガ |
40 |
60 |
初級者~中級者 |
独自の呼吸法でストレスに負けない心身の強化を目指すヨガです。 |
ラージャヨガ |
5 |
95 |
初級者~上級者 |
別名「古典ヨガ」「瞑想ヨガ」とも呼ばれていて大きな動作はありません。心をコントロールして自分を見つめなおすことができます。 |
ジュニヤーナヨガ |
10 |
95 |
初級者~上級者 |
ポーズを取るのではなく真の知識を身に付けるヨガです。命の下にある知識の事です。 |
シバナンダヨガ |
50 |
70 |
初級者~中級者 |
西洋医学の医師により編み出されたヨガです。リラックス効果や癒す効果が高く高齢者やリハビリ中の方にお勧めのヨガです。 |
沖ヨガ |
60 |
70 |
中級者~上級者 |
沖氏によって編み出されたヨガです。伝統的なインドのヨガをベースに禅などをミックスしているヨガです。 |
クリパルヨガ |
85 |
65 |
中級者~上級者 |
緊張をゆるめてライフスタイルから見直すヨガです。あるがままの自分を受け入れることを目的としています。 |
カルマヨガ |
85 |
65 |
中級者~上級者 |
見返りを求めず、奉仕の精神で浄化を助けるヨガです。 |
95 |
60 |
上級者 |
太陽礼拝や立位のポーズ、逆さのポーズ等を組合わせてダイナミックにポーズを取っていくヨガです。体をしっかりと動かしたい方にお勧めです。 | |
クンダリーニヨガ |
95 |
95 |
上級者 |
火の呼吸法を用いて行うヨガです。筋肉を鍛えたい方や体を動かしたい方にお勧めのヨガです。 |
*この表はあくまでも参考的な物で実際にはそれぞれのヨガ教室やヨガクラス、指導者の方向性によって異なります。
この表を参考にして自分に合ったヨガを選んでみましょう。
ヨガは道徳的に正しく、やるべき事をきちんと行っている場合、目的に向かっていく方法はどのような方法でも良いと言う考え方です。もともとは1つであったヨガが色々な目的によって分かれていきましたが、自分に合うヨガを選ぶことが大切です。ではどのように選べばよいでしょうか?
続いてヨガを選ぶポイントを見ていきましょう
ヨガを選ぶ4つのポイント
1.自分のレベルに合うヨガを選びましょう
特に初心者の方は簡単なゆっくりとしていて無理のないポーズをとるヨガを選びましょう
2.ポーズ、呼吸、瞑想の3つの要素から選ぶ
例えば瞑想が難しいと言う方はまずは呼吸とポーズを重視している流派を選ぶ、もしくは瞑想によし集中力を高めたい方は瞑想を重視した流派を選ぶなどの3つの要素から選んでみる
3.体の調子によって選ぶ
その日の体調によって流派を選びましょう。体が疲れている日などはリラックス効果の高い流派、しっかり体を動かしたい日は動きの速い流派を選ぶ、妊娠中はマタニティヨガなどその時々で流派を選びましょう。
4.ヨガを行う場所によって選ぶ
自分の通うヨガ教室やヨガクラスの、指導者の行っているヨガの流派でヨガを行ってみる。もしくは自宅で行う場合は自分の気に入った流派のDVDなどで行う事もお勧めです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ヨガにはどんな種類があってどうやって選べばよいのかが少しでも解消できましたか?さあ!自分のレベルや目的にあったヨガを選んで心身の健康や美容効果を最大限に引き出していきましょう。
何より素敵なヨガライフを送れますように♪