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瞑想の基礎からやり方まで徹底解説

おうちでできる!瞑想の基礎からやり方まで徹底解説

瞑想はむずかしくない!無理なく始めるためのポイントは?
瞑想を始めたいけど、どうやったらいいのかわからない。瞑想って決まりがあるの?など、瞑想に興味はあるけど何から始めればいいのかわからないという方はたくさんいらっしゃるとおもいます。まず、瞑想は堅苦しいものではないこと。そして、簡単に日常生活に取り込むことができる至福のひと時であること。忙しい日常や悩みがあるときでも、瞑想の時間があるとすっきり穏やかな気持ちで過ごすことができるようになります。
まずはこれからご紹介するポイントに沿って瞑想を始めることからスタートしてみましょう。

瞑想ってなに?

瞑想とは、静かにひたすら目を閉じて精神統一をする苦しい修行のように思う方もいるかと思います。
簡単に言うと瞑想とは、自分自身と出会う旅のようなものです。瞑想を通じて、外界だけでなく自身の内界へと意識を向け、自分自身を知る旅を経験します。そこから、心の平穏や至福に包まれた人生がもたらされるようになります。

瞑想を行うために準備するものは?

締め付けのない服、お尻の下に敷くクッションや座布団

瞑想のコツ

瞑想中は動いてはいけないの?

瞑想を始めたばかりの時は、じっと座っていられなくなったり、トイレに行きたくなってしまう時もあります。そういった場合は我慢せずに動きましょう。そして、次に瞑想をする時には先にトイレを済ませてから始めたり、今日は動かないで10分瞑想をしよう!と決めてみるのもいいでしょう。

瞑想中は何を考えている?

たくさんの思いや考えが出てくると思いますが、ただそれを見守ります。集中できなくなってきたら、呼吸に意識を向けるのもよいでしょう。呼吸に意識を戻すということを繰り返してみてください。
徐々に考え事が消えていくことに気づくでしょう。

瞑想中に眠ってしまったら?

すごく疲れている時は、気づいたら眠っていたなんてこともあるでしょう。
そういった時には、身体からのサインと思い眠ってしまうことをオススメします。
瞑想は眠るか眠らないかの間をゆらゆらしている状態の時に深まると言われています。

続いて、次ページは瞑想のときの姿勢や呼吸法を学んでいきます。

瞑想のときの姿勢と座り方

背中が丸まらないようにするために、お尻の下にクッションや座布団を敷いて骨盤をたてた胡座になります。
壁に背中を沿わせる様に座るとわかりやすいでしょう。また、膝が浮いて苦しい、落ち着かないと感じたら膝の下にブランケットやクッションを挟み、支えとして使用してみてください。

瞑想のときの呼吸方法

呼吸は感情を表していると言われています。呼吸を観察することで自身の心の状態も感じとることができるでしょう。
瞑想の時は、鼻呼吸で吐く息が吸う息よりも長くなるようゆったりとした呼吸を心がけてください。落ち着いてくると、自然と腹式呼吸を繰り返すようになります。

集中できない時

マントラを加えるのも1つの方法です。
息を吸う時にサー、吐く時にハムを繰り返し、落ち着いてきて心が静かになってきたと感じたら吸う息にハム、吐く息にサーと切り替えます。

瞑想の効果やメリット

瞑想を続けていくと脳波の種類が変わっていきます。
それにより、無意識に存在する潜在意識のストレスが解放され安定した心の状態がもたらされ、自分が望む人生を過ごすことができるようになります。
また脳波が変わることで頭がクリアーになり集中力が増したり、若返りや癒しの一因ともなります。

瞑想おすすめ書籍

1.瞑想ヨーガ入門

2.瞑想を始める人の小さな本

3.心を清らかにする気づきの瞑想法

おわりに

まずは1日20分、瞑想の時間をつくることを目標に!
1日のうち、瞑想に適した時間は朝だといわれていますが、特にこだわらずに、まずは都合のいい時間帯で毎日続けることを目標にしてみてください。
そして、まずは5分、次は10分と少しずつ時間を伸ばしていきながら、20分間の瞑想を続けてみましょう。なかなか、20分間瞑想をするというのは簡単に思えるようで始めはとても長くかんじるものです。しかし、結果を求めずに、瞑想を経験することが大切ですので諦めずに繰り返し行ってみてください。
慣れてきたら、通勤途中の電車の中や、仕事の合間の休憩時間に行なうこともできるでしょう。
日々の生活の中で、心身ともに安定してすっきりしたような感覚や、目に見える結果ではなく、繊細な部分への成果として瞑想の恩恵を感じるようになるでしょう。


Ai
シンギングボウルを奏でるヨガインストラクター。都内お寺を中心に活動中。2017年よりインドを中心に期限のない旅に出発。
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