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バンダ(ウディヤーナ・バンダ)①

ウディヤーナ・バンダについて

佐保田鶴治先生訳のハタヨーガ・プラディーピカーとアイアンガー師著のハタヨガの真髄を参考に記したいと思います。

バンダとは「束縛」「一緒につなぎ合せること」「足かせ」「つかむこと」などを意味する。
それはまた、身体のある器官、あるいは身体のある部分を収縮し、コントロールする姿勢のことも意味する。

プラーナーヤーマにより、プラーナがヨギの体内を流れるときに、エネルギーが消失することなく運ばれるようにする上で、バンダは不可欠なものである。
バンダなしのプラーナは死んだも同然である。

ハタヨーガ・プラディーピカー
第3章ー55
【ウディヤーナ・バンダ】プラーナはこのバンダ(縄)にしばられて、スシュムナー管の中をあまがけり上がる故に、よーギーたちはウディヤーナと呼んだ。

第3章ー56
おおどり(プラーナ)が疲れを知らずに大空にかけり上がることが、すなわちウディヤーナである。そのためのバンダを次に説明しよう。

第3章ー57
ヘソの下から上に至るまで、腹部をひっこめる。
このウディヤーナ・バンダは死神である象を追い散らすライオンのようなものである。

第3章ー58
グルの教えるところでは、ウディヤーナはいつも自然に起こる状態(イキを充分に吐き出した際に)である。
怠らずにこのムドラーを修習するならば、老人になっても若々しい。

第3章ー59
ヘソの上と下の腹部の力をいれて引っ込める。
このムドラーを6ヶ月間行じたならば、死に打ち克つこと疑いなし。

第3章ー60
まことに、ウディヤーナというバンダはあらゆるバンダの中でも最上である。
ウディヤーナ・バンダをしっかり行ずるならば、解脱はおのずから来る。

(ウディヤーナ・バンダを行うならば、プラーナは鳥が飛ぶようにスシュムナーのなかを上昇して頭部に達するから、解脱の状態は自然にもたらされる。

バンダにはこんなに深い意味が・・。

さらに次回はアイアンガー師の言葉でウディヤーナ・バンダを学びたいと思います。

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