先人たちの智慧を名著から学び日常に活かすコーナーです。
今回学ばせて頂く名著はヨガに触れていれば一度は聞くであろう「人間の永遠の探求
」です。
「あるヨギの自叙伝」とともにパラマハンサ・ヨガナンダ師の代表的な作品です。
P.75 自己分析ー心の姿勢を変えよ
からだのことを無視するのは賢明ではありません。
不適当な食物より、適当な食物を摂るべきです。
また、もしあなたの神経をいら立たせるような人と一緒に住まなければならないときは、
ときどき別の人と付き合うようにしなさい。
しかし、もっとよい方法は自分の心の持ち方を変えることです。
そうすれば、あなたは他人の行為によって悩まされることもなくなるでしょう。
自分自身を変えれば、どこにいても平和で幸福でいられるでしょう。
中略
どんな感情も、からだや精神状態に現れます。
ねたみや恐怖は顔色を青ざめさせ、愛は顔を輝かせます。
心を平静に保てるようになれば、いつも幸福でいられます。
あなたがどんな素質や性格をもっていようと、また、どんな生き方を志していようと
大切なことは、自分の真の個性を分析して、その最高の素質を伸ばす努力をすることです。
たしかにどんなに環境に恵まれていたり、物質的に欲しいものがすぐに手に入れられる
経済面的な豊かさがあったとしても、心の持ち方に不満があったり、満足できないでいると
とても寂しく、虚しい気持ちで過ごす毎日になってしまいますね。
冷静に心の持ち方をかえられる柔軟性があれば、どんな環境でも常に幸せを感じることができそうですね。
でも…それが難しいんですよね!
だから私たちはヨガをして心のことを学ぶんですよね。
心の状態に束縛されず、自由に心を運転したい今日この頃・・。
ぜひご一読を。